経験者なら分かるだろう…。
ベッドから起き上がろうとすると、アイツが暴れるのを…。
無抵抗のあなたは、ただただ我慢する事しかできない。
アイツが訪れたことにより失われる自由。
アイツは突然に現れ、あなたを夢の世界から、痛みという地獄のような現実へと引きずりこむ。
昨晩まではあんなに楽しく過ごしていたのに…
アイツは、幸せだった毎日を、どん底へと突き落とす。
あなたはアイツの操り人形。
周りからロボットのようだと揶揄される…
後ろから私を呼ばないで!
仕事も勉強も身にならない!集中できない‼︎
電車の揺れが耐えられない。もっと丁寧に運転して!
イライラ…
すべてはアイツのせい…
招かれざる客 寝違え
①寝違えとは一体なんなのか?
②なぜ起きるのか?
を解説し、「③予防法」と、悔しくもなってしまった時の「④対処法」を
曙橋・若松河田の鍼灸院
鍼灸 Conditioning Room Bridgeの
鍼灸師・アスレティックトレーナーの橋本がお伝えします。
①寝違えとは?
②寝違えの原因
(ないよね?ないって言って‼︎)
その原因は、寝る姿勢と言われています。
- 寝違え前夜は帰宅早々お風呂にも入らず、ベッドにダイブ、気絶するように寝た。
- 寝違え前夜に泥酔するほど酒を飲んだ。
- 寝違え前夜いつもの寝床ではないところ(ソファ、 玄関、 車内、路上)で寝た。
という3つを多くお聞きします。
もちろん、本当にいつも通り寝ただけなのに…という場合もありました。
③予防法(寝違えになりたくないあなたへ)
では、どうすれば寝違えを起こさずに過ごせるのでしょうか?
- バタンキュー
- 泥酔
- 慣れない寝床
それらの悪条件を避ける事が最大の予防につながります。
- 日頃から就寝起床の時間を決め、睡眠不足を避ける。自分の体力に見合った活動をする。
疲労困憊で帰宅した時もお風呂に入ってから寝る。体のケアの時間を作る。 - 飲みすぎない。酔いを冷ましてから寝る。
- いつもの環境で寝る。
まずはここから意識してみましょう。
また、いつも通りだったのに…という方にも共通して言えるのは
頭の位置が前に突き出してしまっていること。
猫背→「頭が前に出ている姿勢」は典型的な悪い姿勢のパターンであり、寝違いを引き起こす可能性が高くなります。
そんな方は胸を張り、頭と顎を後ろ側に引き、綺麗な姿勢を作る意識が必要となります。
理想の肩甲骨の位置
- 肩甲骨を後ろポケットに入れるイメージ
※肩甲骨:背中にある逆三角形の骨
理想の頭の位置
- 首の後ろを伸ばす
- 鼻先で縦線を描くように顎を引く
- 頭を後ろに引く
理想の首の意識
- 肩を下げることにより、首と肩を遠ざける
※デスクワーク中など自然と肩がすくんでいる
④対処法(もし寝違えてしまったらやる事)
その日は安静にできるのであれば、しっかり体を休め、アイシングをしましょう。
捻挫した直後ですので、痛みとともに、首の周りに熱を持っていたり、頭痛がでる場合があります。
アイシングは熱を抑え、痛みを緩和させる(良い意味でごまかしてくれる)効果があります。
無理やり動かすことはやめましょう。
痛みが強い場合、肩から手にかけて痺れがある場合は直ちに整形外科を受診しましょう。
また目安として、2日以上の痛み(違和感)が残っている場合も、まずは整形外科の受診をお勧めします。
整形外科で安静の指示、湿布や痛み止めの処方のみで、痛みが続く方は、さらなる治療と再発予防を目指し、鍼灸整骨院や整体・カイロプラクターのケアをお勧めいたします。
もちろん当施設でもお役に立つことができるでしょう。
新宿区曙橋駅・若松河田駅付近にお住まい又は職場がある方のコンディショニングルームとして
専属トレーナーがご相談・ご来院をお待ちしております。